チャートがなければ始まらない! トレード成功の鍵を握るテクニカルチャート

 通貨を銘柄にした投資取引であり、少ない資金からでも投資が行えることや、24時間取引ができることなどから、それまで金銭面、時間的都合などのより投資に興味はあったもののなかなか行えなかった投資家から、ちょっとした副業として取引きを初めて見た初心者まで、大きな人気を博しています。

このFXには、その最大の特徴ともいえる投資の仕組みがあり、それがレバレッジというものになります。
このレバレッジは、FX取引会社に開設した取引口座に、投資家が預けた証拠金を保証にして、実際に投資を行う際の投資資金の、何倍もの大きな数量の通貨を取引できるように仕組みであり、このレバレッジによって少ない資金でも充分な取引が行なえたり、為替相場の小さなレート変動でも大きな利益を得ることができるようになっているのです。

また、通貨を銘柄にしていることから、外国為替市場の為替相場のレート変動を利用し、その価値の変化を利益としている取引きになりますので、為替市場の開場している時間が、取引可能の時間となるのですが、外国為替市場は平日は24時間開場しています。

これは、外国為替市場の成り立ちにその理由があり、外国為替市場は、世界中に点在している様々な為替市場を、インターネットなどの通信網で相互に連携させることによって形成されている、巨大な仮想市場であるという事によります。
こうした事によって、外国為替市場は日本の時間で、月曜日の早朝から土曜日の早朝まで、24時間つねに取引が行えるようになっているのです。

このような理由により、FXでは少ない資金でも投資を行うことができ、また時間を選ばずに取引きを始めることができるため、多くの初心者の投資家が集まってきました。
しかしながら、簡単に便利に取引きが行えるからと言って、投資そのものの難しさには変わりはないために、しっかりとした意志をもってFXに臨まない事には、投資した資金を失い、資産の運用は失敗してしまいます。

取引きを成功に導く要素は様々にありますが、そうしたものの一つに取引業者の選択があります。
FXではこれを取り扱う業者によって、その手数料やレバレッジなどの大きさに差があるために、小さな設定の違いが取引きを繰り返すことによって大きな違いへとつながっていくこともあります。

特にチャートについて全く知らないという方は、まあ、いないでしょう。何しろFX業者のHPから口座を開設しようとするだけでも絶対にチャートが目に入りますよね。どんなトレードの仕方をするにしても、チャートなしには取引は不可能なのがオンライントレードというものです。

■基本は「ローソク足」ってホント?

まず覚えるべきチャートとしてよくあげられているのが「ローソク足チャート」ですが……はい、これはその通り、知っておくべきです。どの程度の必要性かというと「日本語の本を読むのに、日本語の知識が必要」くらい常識的なレベルです。

ローソク足は、どなたでも1度説明を読めば理解できると思いますから、さくっとマスターしてしまいましょう。歴史の古いチャートであるおかげで、買いや売りのタイミングもまとめられています。シグナルの名前も「なべ底」「三川明けの明星」などレトロで面白く、実際そのシグナルに出くわすと「おお!」となりますよ。

とはいえ、ローソク足に限らず有名なチャートの「シグナル」は「だまし」に合うことも多い、というのも常識です。ダマシというのは「買い」のシグナルが出ているのに、実際は多くのプロトレーダーが作った値動きに誘われただけだったり、買ってみたら相場が結局は逆に動いたり。チャートというのはトレーダーの中でも取引回数が多いプロ達が作っている人為的なものであるというのがよくわかる事象です。

「だまし」に合わないためには、プロと同じ視点も持つことが大事。この同じ視点を持つというのは、言い換えれば「プロがよく見ているチャートを見る」ということと同じ意味なんです。

以上を頭にいれて、次にいきましょう!

■今のメジャーは「MACD」

今プロトレーダーたちがもっとも見ているとされているのがこのチャート。「マックディー」と読みます。

▼「MACD」とはどんなチャートか

MACDとは、『長期と短期の「指数平滑移動平均線」の差』を現したチャートです。

といきなり言われても、今度は「指数平滑移動平均線」がわからない方も多いでしょう。もし「移動平均線」ならどうでしょうか。これは知っている方も少なくないと思いますが、移動平均線とは、○日間の終値の平均を、1日ずらしてつなげたもの。イメージできますか?

では次。「指数平滑移動平均線」というのは、移動平均線が最近の「○日間」も、かなり前の「○日間」もチャート上で同じ重要度で扱われていること、それから「○日間」より前の数値はないものとして扱われてしまっていること、の2つの問題を解決すべく、考えられたものです。

さらにこれを長期と短期で組み合わせて2本の指数平滑移動平均線の差が見られるようにし、そこへMACD自体の移動平均線を+して、他のチャートよりもかなり早い段階で買いや売りのタイミングが見つけられるようになっている、というのが特長です。

文章だけで読むと難しいかもしれませんが、実際のチャートを移動平均線や指数平滑移動平均線のみのチャートと見比べると、シグナルの早さがよくわかると思います。この先もチャートは進化していくことが考えられますが、今の段階ではまずMACDを扱えるようにしておきたいところ。チャートを作る計算式は複雑でも、読むのはそう難しくありませんから、知識を整理しつつ、取り組んでみて下さい。